“よったり”の漢字の書き方と例文
語句割合
四人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四人よったりはこの関係で約二年足らず過ごした。すると菅沼の卒業する年の春、菅沼の母と云うのが、田舎から遊びに出て来て、しばらく清水町に泊っていた。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
やっぱり近所に住んでいたが、みんな後家ごけさん——後家さんはおっかさん一人で、あとは老嬢おうるどみすだったのかも知れないが、女ばかり四人よったりしてキチンと住んでいた。
めえが死んでしまえば役人に主人におとっさんにお前と四人よにんが死なゝけりゃアなるめえから、己が一人死んでも四人よったり助かる方が割じゃアねえか、だから己の云う事を聞いておくれ