“よたび”の漢字の書き方と例文
語句割合
四度100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恐らく今度も、矛盾撞着が針袋のように覆うていて、あの畏懼いくと嘆賞の気持を、必ずや四度よたび繰り返すことであろう。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
七年の間に三度みたび四度よたび拡張した結果、私が行く一週間許り前に、新築社屋の落成式と共に普通の四頁新聞になつた。
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
民也はここのツ……十歳とおばかりの時に、はじめて知って、三十を越すまでに、四度よたび五度いつたびたしかに逢った。
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)