“よそむら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
他所村50.0%
他村50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せっかくあて参りました御願書に、今朝から散々お願えしても、他所村よそむらの百姓衆は愚か、同じ真壁の同じ元村、同じ新田の衆
天狗外伝 斬られの仙太 (新字新仮名) / 三好十郎(著)
他所村よそむらの百姓衆は愚か同じ真壁の同じ元村、同じ新田の衆、近所隣りから名主様五人組の組内の人まで誰一人としてお名前をくださる方はねえですて! お神さま、百姓同士というもんは
斬られの仙太 (新字新仮名) / 三好十郎(著)
もと他村よそむらの者であるが、この村に医者が一人も無いのを見込んで一昨年をととしの秋、この古家を買つて移つて来た、生村うまれむらでは左程の信用もないさうだが、根が人好のする男で
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
「やあい、他村よそむらがんち、くそがんち。」
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)