“よこずわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
横坐100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開けたとたんに、ぼくは吃驚びっくりしました。内田さんがたった一人で、それもシュミイズ一枚で、横坐よこずわりになり、かみいていたのです。白粉おしろい香水こうすいにおいにむっとみちた部屋でした。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
彼は足を曲げるのが非常に困難らしく、長い間かかって、やっと横坐よこずわりに坐った。
一寸法師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
お絹は二人に会釈えしゃくをしながら、手早くコオトを脱ぎ捨てると、がっかりしたように横坐よこずわりになった。
お律と子等と (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)