“ようちよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
窈窕50.0%
膺懲50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
犬に追はれた家室さんは忽ち野干やかんとなつてまがきの上に乘つてゐる。紅染くれなゐぞめのを着て、裳裾もすそをひいて遊んでゐる妻の容姿すがたは、狐といへど窈窕ようちようとしてゐたので、夫は去りゆく妻を戀ひしたつて
春宵戯語 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
米国造船能力の消長にあるのを思ふと独逸膺懲ようちようかぎは、とりも直さず、四十年ぜんの煙草屋の小僧の垢染あかじんだ掌面に握られてゐる次第なのだ。