“ゆひやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
結様33.3%
結樣33.3%
諛評33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分がロダン先生のかつて製作された夫人の肖像に寸分ちがひのないかただと思つたのは、一つは髪の結様ゆひやう其儘そのままの形だつたからかも知れない。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
自分がロダン先生の曾て製作された夫人の肖像に寸分違ひのない方だと思つたのは、一つは髮の結樣ゆひやうが其儘の形だつたからかも知れない。
巴里の旅窓より (旧字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
の中に愛憎の念を挾み、妬評とひやう諛評ゆひやう、悪言罵詈ばりたくましくし、若しくは放言高論高く自ら標し、己を尊拝して他人を卑しみ、胸中自家の主義を定めて人を上下するが如き者奚ぞ批評の消息を解せん。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)