“ゆさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遊山98.8%
湯山1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のうのうと遊山ゆさんはねえでがしょう! 治にいて乱を忘れず、乱にいて治を忘れずと、ご番所のお心得書きにもちゃんと書いてあるんだッ。
幸い翌日あくるひはめずらしい朗らかな晩秋の好晴であったので、宿にそれといいおいて、午少し前からそっちへ遊山ゆさんに出かけていった。
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
あゆの大きいのは越中の自慢でありますが、もはや落鮎になっておりますけれども、放生津ほうじょうづたらや、氷見ひみさばよりましでありまするから、魚田ぎょでんに致させまして、吸物は湯山ゆさん初茸はつたけ、後は玉子焼か何かで
湯女の魂 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)