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ゆうきじま
ふりがな文庫
“ゆうきじま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
結城縞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
結城縞
(逆引き)
母親はその間に、
結城縞
(
ゆうきじま
)
の綿入れと、自分の
紬
(
つむぎ
)
の
衣服
(
きもの
)
を縫い直した羽織とをそろえてそこに出して、脱いだ羽織と
袴
(
はかま
)
とを手ばしこく
衣紋竹
(
えもんだけ
)
にかける。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
相変らず、はしッこそうな、キラキラした目付きをした長崎屋、
結城縞
(
ゆうきじま
)
に、
鉄錆
(
てつさび
)
いろの
短羽織
(
みじかばおり
)
という、がっちりとしたなりで、雪之丞の鏡台近くすわると
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
結城縞
(
ゆうきじま
)
の着付に八反の三尺帯を鉄火に締めた、二十歳程のいなせな男——それはお春に三つましの
兄人
(
あにびと
)
で、十七の時から
鳶
(
とび
)
人足の仲間にいたが此の頃船乗りの
知辺
(
しるべ
)
を頼って、千石船の舟子となり
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
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