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ゆいしきろん
ふりがな文庫
“ゆいしきろん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
唯識論
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯識論
(逆引き)
唯識論
(
ゆいしきろん
)
の方と、起信論の方とは大分ちがいまして、唯識論の方では、
能薫
(
のうくん
)
となるものは所薫とならず、所薫となるものは能薫とならず、ということに決っているそうでございますが
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
唯識論
(
ゆいしきろん
)
とか、百法問答
鈔
(
しょう
)
とかいう難解なものすら、十二歳のころに上げてしまったし、十五歳の時には、
明禅法印
(
めいぜんほういん
)
から、
密法
(
みっぽう
)
の
秘奥
(
ひおう
)
をうけて、かつて、慈円僧正が
大戒
(
だいかい
)
を授けた破例を
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(『
唯識論
(
ゆいしきろん
)
』に曰く、「この識性は無始のときより
来
(
このかた
)
、刹那刹那に果生ずれば因滅す。果生ずるがゆえに断にあらず、因滅するがゆえに常にあらず、断にもあらず常にもあらず、これ
縁起
(
えんぎ
)
の理なるが故なり」と)
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
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