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やまとごと
ふりがな文庫
“やまとごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大和琴
66.7%
倭琴
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大和琴
(逆引き)
内大臣は
大和琴
(
やまとごと
)
を引き寄せて、律の調子の曲のかえって若々しい気のするものを、名手であるこの人が、
粗弾
(
あらび
)
きに弾き出したのが非常におもしろく聞こえた。
源氏物語:21 乙女
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
それは古風な
大和琴
(
やまとごと
)
だの
筝
(
さう
)
だのといふ楽器を鳴らして、
緋
(
ひ
)
の
袴
(
はかま
)
をはいた小さな——非常に小さな——
巫女
(
みこ
)
が舞ふのが、
矢張
(
やは
)
り優美だつたといふ記憶がのこつてゐる。
一番気乗のする時
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
やまとごと(大和琴)の例文をもっと
(2作品)
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倭琴
(逆引き)
男は懐中から笛を出して吹きながら合い間に『
飛鳥井
(
あすかゐ
)
に宿りはすべし
蔭
(
かげ
)
もよし』などと歌うと、中ではいい音のする
倭琴
(
やまとごと
)
をきれいに
弾
(
ひ
)
いて合わせるのです。相当なものなんですね。
源氏物語:02 帚木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
やまとごと(倭琴)の例文をもっと
(1作品)
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