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やましたちょう
ふりがな文庫
“やましたちょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
山下町
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山下町
(逆引き)
それから橋を渡り、暗い公園を脱け、この
山下町
(
やましたちょう
)
に
入
(
い
)
りこんで来ても、この
執念深
(
しゅうねんぶか
)
い尾行者たちは一向退散の模様がないのである。
疑問の金塊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
八重その年二月の頃よりリウマチスにかかりて舞ふ事
叶
(
かな
)
はずなりしかば
一時
(
ひとしきり
)
山下町
(
やましたちょう
)
の
妓家
(
ぎか
)
をたたみ心静に養生せんとて殊更山の手の
辺鄙
(
へんぴ
)
を選び
四谷荒木町
(
よつやあらきちょう
)
に隠れ住みけるなり。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
明治節の朝、
朝香宮
(
あさかのみや
)
妃殿下の
薨去
(
こうきょ
)
が報ぜられた。風が寒かったが日は暖かであった。上野から省線で横浜へ行って
山下町
(
やましたちょう
)
の海岸のプロムナードで「汽船のいる風景」をながめた。
柿の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
やましたちょう(山下町)の例文をもっと
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