“もんめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
98.2%
文目1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「今日は石を運ばせてやろうか。おい。みんな今日は石を一人で九十もんめずつ運んで来い。いや、九十匁じゃあまり少いかな。」
カイロ団長 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
手には空鑵あきかんをさげて、黒い土をほじくっていた。みみずは百もんめ掘れば、いくらになるとか、またどこかで聞いて来たのだろう。
魚の序文 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
御祓筋おはらひすぢから高麗橋までは三丁余あるので、三文目もんめ分筒ふんづゝの射撃を、大塩の同勢どうぜいは知らずにしまつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
同心等の持つてゐた三文目もんめ分筒ふんづゝ煎豆いりまめのやうな音を立てた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)