“もしゅ”の漢字の書き方と例文
語句割合
喪主100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たといその包みを拾ったものが、乞食でも、かったいぼうでも、喪主もしゅのつぎ、会葬者の第一番に焼香する資格があるのだ。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
鉦、炬火、提灯、旗、それから兵隊帰りの喪主もしゅが羽織袴で位牌をささげ、其後から棺をおさめた輿こしは八人でかれた。七さんは着流きながしに新しい駒下駄で肩を入れて居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
半蔵と鉄之丞とは、喪主もしゅのように俯向うつむいて歩いた。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)