“もうしじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
申条66.7%
申状25.0%
申條8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
只今のおのおのの申条もうしじょうを御名代に申し上げた。それに就いて御沙汰があるから承れ。抑々そもそもこの度の事件では、お上御両所共非常な御心痛である。
堺事件 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
寛永十一年と上書した申状もうしじょうには、吉之丞のやるせない憤懣の情があらわれている。
呂宋の壺 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
一週間ほど考えさせてくれとのことで、やっ一昨日おととい内諾の意を父に伝えた、善兵衛は大に歓んだ、初め新田の方に差支があれば何程かの持参金附で養子にやってもよいと先方からの申條もうしじょうに大変乗気で
誘拐者 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)