“めがお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
眼顔50.0%
目顔28.6%
目面14.3%
眼面7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その内に蒸気が来ると、互に眼顔めがおで話し合って、子分共は岸に踏み止り、親分だけ一人船に乗り込みました。
悪人の娘 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
姉の円髷ばかり、端正きちんとして、とおりを隔てて向合むかいあったので、これは弱った——目顔めがお串戯じょうだんも言えない。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それから、ひそひそ話で、時々目面めがおで笑ったり睨めたりして、かなり永いこと話が続きましたが
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
力持のお勢が眼面めがおで知らせたところへ、親方のお角がやって来ました。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)