“むらさきの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
紫野90.0%
紫草能10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳川家康いえやすは三人を紫野むらさきの大徳寺だいとくじまらせておいて、翌年の春秀忠ひでただといっしょに上洛じょうらくした時に目見めみえをさせた。
佐橋甚五郎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
明治元年(翁五十二歳)、藩主長知公京都へ御上洛の節、同地紫野むらさきの大徳寺内、龍光院に御宿陣が定められた。
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
紫草能むらさきの 爾保敝類妹乎にほへるいもを 爾苦久有者にくくあらば 人孀故爾ひとづまゆゑに 吾恋目八方われこひめやも
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)