“みつがなわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三鉄輪66.7%
鼎足33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勘左衛門の三人が三鉄輪みつがなわに座を構えて、浮世雑談ぞうだんの序を開くと、その向うでは類は友の中間ちゅうげん同志が一塊ひとかたまりとなッて話を始めた,そこで自分は少し離れて、女中連の中へはいり込み
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
此方こちらはおきんが山平を呼出しまして、二階で三鉄輪みつがなわで話をして居ります。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
是れだけの者だがそれで勤まる訳なら勤めますとお前さまも立会って証人に成って、三人鼎足みつがなわゆっくら話しをした上にしましょう
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
こゝで神原五郎治かんばらごろうじ神原四郎治かんばらしろうじ兄弟の者と大藏と三人打寄り、ひたえを集め鼎足みつがなわはなしを致しました時に、人を遠ざけ、立聞きを致さんように襖障子を開広あけひろげて、向うから来る人の見えるようにして
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)