鼎足みつがなわ)” の例文
是れだけの者だがそれで勤まる訳なら勤めますとお前さまも立会って証人に成って、三人鼎足みつがなわゆっくら話しをした上にしましょう
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
こゝで神原五郎治かんばらごろうじ神原四郎治かんばらしろうじ兄弟の者と大藏と三人打寄り、ひたえを集め鼎足みつがなわはなしを致しました時に、人を遠ざけ、立聞きを致さんように襖障子を開広あけひろげて、向うから来る人の見えるようにして
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)