“みその”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミソノ
語句割合
御園66.7%
御苑22.2%
家園11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この間は春風に浮かされまして御園みそののうちへ参りましたが、どんなにその時の私がまた御心証を悪くしたことかと悲しまれます。
源氏物語:34 若菜(上) (新字新仮名) / 紫式部(著)
御苑みそのの夏のあけぼのや
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
青々せいせいたる春の柳、家園みそのゆることなかれ。まじはりは軽薄けいはくの人と結ぶことなかれ。楊柳やうりうしげりやすくとも、秋の初風はつかぜの吹くにへめや。軽薄の人は交りやすくして亦すみやかなり。