“みずほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
瑞穂87.5%
水穗12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うらぶれ、痛めつけられた霊魂は、もう一度、瑞穂みずほの国、大八洲にすわりこむか、その黄色い皮膚を漂白するか、それとも、惰性の波に消えるか。結論はない。
二十歳のエチュード (新字新仮名) / 原口統三(著)
稲はもと熱帯野生の草である。これを瑞穂みずほの国に運び入れたのが、すでに大いなる意思の力であった。いわんや軒に届くほどの深い雪の中でも、なお引続いてその成熟を念じていたのである。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
天照らす大神のお言葉で、「葦原あしはら水穗みずほくに御子みこのマサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミの命のお治めあそばすべき國である」と仰せられて、天からおくだしになりました。