“みごろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
見殺81.8%
看殺9.1%
観頃9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あッ、うだった。危い危い! しかし此儘このまま見殺みごろしが出来るもんじゃない。何とか、おい番頭さん、何とかしなければ——」
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
後、衛玠、病んで死する時、人みなえらく、都人、衛玠を看殺すと。……つまり、あまり美しかったので、人の眼が、看殺みごろしにしたというのだ
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「本年は陽気のせいか、例年より少し早目で、四五日ぜんがちょうど観頃みごろでございましたが、一昨日いっさくじつの風で、だいぶいためられまして、もう……」
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)