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まるのこ
ふりがな文庫
“まるのこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
丸鋸
60.0%
円鋸
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
丸鋸
(逆引き)
今日も裏の材木堀の向うに在る製板所の
丸鋸
(
まるのこ
)
が木材を切り裂き始めた。その鋭い音が身体に突き刺すように響いた。すると今までうとうと眼を閉じていた政枝は「ああ」とうめいて両手で耳を
塞
(
ふさ
)
いだ。
勝ずば
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
まるのこ(丸鋸)の例文をもっと
(3作品)
見る
円鋸
(逆引き)
たしかにみんなさう云ふ気もちらしかったのです。製板の小屋の中は
藍
(
あゐ
)
いろの影になり、白く光る
円鋸
(
まるのこ
)
が四五
梃
(
ちゃう
)
壁にならべられ、その一梃は軸にとりつけられて幽霊のやうにまはってゐました。
イギリス海岸
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
たしかにみんなそう云う気もちらしかったのです。製板の
小屋
(
こや
)
の中は
藍
(
あい
)
いろの
影
(
かげ
)
になり、白く光る
円鋸
(
まるのこ
)
が四、五
梃
(
ちょう
)
壁
(
かべ
)
にならべられ、その一梃は
軸
(
じく
)
にとりつけられて
幽霊
(
ゆうれい
)
のようにまわっていました。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
まるのこ(円鋸)の例文をもっと
(2作品)
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