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まはふつかひ
ふりがな文庫
“まはふつかひ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
魔法使
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魔法使
(逆引き)
ところが、わたしがそんなことをしてるのをみて、いつのまにか、わたしを
魔法使
(
まはふつかひ
)
だといひふらす者が出てきました。
エミリアンの旅
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
そして彼は、
魔法使
(
まはふつかひ
)
の
婆
(
ばあ
)
さんから
貰
(
もら
)
つた
無患子
(
むくろじ
)
の実を取出し、種のまはりに残つてる肉をすつかり銀の
鉢
(
はち
)
にはぎ落し、それに湯を少しさして、
僅
(
わづ
)
かばかりの汁をこしらへました。
シャボン玉
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
エミリアンは、そのおいしい
葡萄酒
(
ぶだうしゆ
)
によつてきて、夢のやうな気持になりました。二百年も生きてるといふ白髪のお
婆
(
ばあ
)
さん、
魔法使
(
まはふつかひ
)
の
噂
(
うはさ
)
、
死神
(
しにがみ
)
、
巴旦杏
(
はたんきやう
)
の実……何もかも夢のやうです。
エミリアンの旅
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
そしてふと、その山奥に住んでるといふ
魔法使
(
まはふつかひ
)
の
噂
(
うはさ
)
を思ひ出しました。
シャボン玉
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
腹がすくと背中の包みから食べ物を取りだして食べ、夜は木の下や
岩蔭
(
いはかげ
)
に寝ました。どこに
魔法使
(
まはふつかひ
)
が住んでるか分りませんでしたが、たゞ山深いところといふのをあてに、一心にたづね歩きました。
シャボン玉
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
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