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まちぶせ
ふりがな文庫
“まちぶせ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
待伏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
待伏
(逆引き)
それも其の筈道が違いますので、駕籠は五六間先へ
下
(
おろ
)
すや否や、
待伏
(
まちぶせ
)
して居りました
一人
(
いちにん
)
の盗賊が
後棒
(
あとぼう
)
を
担
(
かつ
)
ぎまして
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
身を逆さにして草木の葉がくれに
待伏
(
まちぶせ
)
し、うっかり飛んで来る蝉の胸先に
噛
(
か
)
みついてばた/\苦しがらせたり、小さな青蛙の
咽
(
のど
)
に爪うちかけてひい/\云わしたり
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
辛
(
から
)
くも改札口まで押し出されて行った私は、切符に鋏を入れて貰らって、プラットフォームへ漕ぎ着けるや否や、再び其処に呪われた運命が
待伏
(
まちぶせ
)
して居たのを発見した。
恐怖
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
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