“ぼうろう”の漢字の書き方と例文
語句割合
望楼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
望楼ぼうろうある山の上まで耕され
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
おりから、望楼ぼうろうの上へ、かけあがってきたのは、とどろき又八であった。黒皮胴くろかわどう具足ぐそく大太刀おおだちを横たえ、いかにも、ものものしいいでたちだ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ただ、かの醤の陣営の目印のような高き望楼ぼうろうには、翩飜へんぽん大旆おおはたひるがえっていた。