“ぼうぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
謀議50.0%
剖疑25.0%
棒切25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひるを過ぎてから、べつな部屋に、秀吉はまた官兵衛、彦右衛門、そのほか、六、七名の将をあつめて謀議ぼうぎしていた。宇喜多秀家も若年ではあるが、当然、一方の大将として、ここには参加していた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
上智部においては「遠猷えんゆう」を説き、明智部においては「剖疑ぼうぎ」を説き、察智部においては「得情」を説き、胆智部においては「威克」を説き、術智部においては「委蛇いだ」「謬数びゅうすう」を説き
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
脇腹わきばらをつついたり、鼻の穴に棒切ぼうぎれをさしこんだりしてみましたが、馬はくすぐったがったり、くしゃみをするきりで、あくびをする気配けはいさえもありませんでした。
天下一の馬 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)