“ほんぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
本部50.0%
本降33.3%
本葺16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その雲が今開いてさしかざした蝙蝠傘こうもりの上にまで蔽いかぶさったかと思うほど低く這下はいさがって来ると、たまらない、ザアッという本降ほんぶりになって、林木りんぼくも声を合せて
観画談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
軒の垂木たるきまでも漆喰しっくいで包んだ土蔵作りの店の構え、太い角材を惜しげもなく使った頑丈がんじょう出格子でごうし、重い丸瓦でどっしりとおさえた本葺ほんぶきのいらか
蓼喰う虫 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)