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ほろむしゃ
ふりがな文庫
“ほろむしゃ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
母衣武者
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母衣武者
(逆引き)
太鼓は
三色
(
みいろ
)
の
母衣武者
(
ほろむしゃ
)
が、
試合場
(
しあいじょう
)
の左右から正面へむかってかけだす
報
(
し
)
らせだった。そこには、
矢来
(
やらい
)
と二
重
(
じゅう
)
に
結
(
ゆ
)
いまわされた
柵
(
さく
)
がある。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
主を失って、泣きベソを
掻
(
か
)
いている
母衣武者
(
ほろむしゃ
)
たちは、おそろしい形相で、うしろへ槍を向け直し、からくも、武蔵守の屍を、どこかへ隠した。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いよいよ乱軍となるや、武蔵守は、
母衣武者
(
ほろむしゃ
)
四、五十人ばかりを、両わきにひきい、金扇の馬じるしを目がけて
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、一人の若い
母衣武者
(
ほろむしゃ
)
が、その人間のかたまりを踏みつけて築土の根がたへ跳びついてゆく。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とうとうたる
太鼓
(
たいこ
)
、三
段
(
だん
)
に打ちひびいたとき、れいの三色の
母衣武者
(
ほろむしゃ
)
が
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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