“ほるい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
堡塁88.9%
帆類11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世界大戦は済んだとは云え、何処か知らで大なり小なりの力瘤ちからこぶを出したり青筋を立てたり、鉄砲を向けたり堡塁ほるいを造ったり、造艦所をがたつかせたりしている。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
それは両親の家計がはなはだ豊かでなかったためでもあるが、ともかく、フランクの困難な生活はその時から始まり、一八四八年パリ市中に築いた革命戦争の堡塁ほるいじて
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
堅板たていた、横板、平板、支柱しちゅう帆類ほるいすべての材料は、サクラ号からとっておいたものだけで十分であった。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)