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ほのしろ
ふりがな文庫
“ほのしろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
仄白
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仄白
(逆引き)
築地海岸にむかえる空は
仄白
(
ほのしろ
)
く
薄紅
(
うすあか
)
くなりて、服部の大時計の針が今や五時を指すと読まるる頃には、眠れる街も次第に醒めて、
何処
(
いずく
)
ともなく聞ゆる人の声、物の音は朝の
寂静
(
しずけさ
)
を破りて
銀座の朝
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
まづ
仄白
(
ほのしろ
)
む
東雲
(
しのゝめ
)
を
全都覚醒賦
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
いっしょに降りた人は、
皆
(
みん
)
な離れ離れになって、事あり気に忙がしく歩いて行く。町のはずれを見ると、左右の家の軒から
家根
(
やね
)
へかけて、
仄白
(
ほのしろ
)
い煙りが大気の中に動いているように見える。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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