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ほたあか
ふりがな文庫
“ほたあか”の漢字の書き方と例文
語句
割合
榾明
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
榾明
(逆引き)
「朝顔に急がぬ膳や残り
客
(
きやく
)
」「ひそひそと何
料理
(
れう
)
るやら
榾明
(
ほたあか
)
り」「初秋の心づかひや味噌醤油」「大事がる馬の尾づつや秋の風」
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
頸珠
(
くびだま
)
の色、
耳環
(
みみわ
)
の光、それから着物の絹ずれの音、——洞穴の内はそう云う物が、
榾明
(
ほたあか
)
りの中に充ち満ちたせいか、急に狭くなったような心もちがした。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その声にふと眼がさめた時、涙は実際彼の
煩
(
ほお
)
に、冷たい
痕
(
あと
)
を
止
(
とど
)
めていた。彼はそれから身を起して、かすかな
榾明
(
ほたあか
)
りに照らされた、
洞穴
(
ほらあな
)
の中を見廻した。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
窓障子
(
まどしょうじ
)
の破れから
覗
(
のぞ
)
いて見ると、
榾明
(
ほたあか
)
りに照された壁の上に大きい影が一つ
映
(
うつ
)
っていた。しかし影の持主は
覗
(
のぞ
)
いている角度の関係上、どうしても見ることは出来なかった。
伝吉の敵打ち
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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