“ほしにく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
乾肉83.3%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして一行中の車には酒、乾肉ほしにくなど多量な物資まで持ってきたので、その夕は、これが全軍にねぎらわれ、久しぶりに陣地には生色がよみがえった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
道家はそこで腰から皮かごいて、その中の乾肉ほしにくってい、それが終るとかたわらの木の根の枕を引寄せて寝たが、疲労しているのですぐ眠ってしまった。
赤い土の壺 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
「貴郎は、鹿のほしにくをおあがりになりますか」
殺神記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)