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ほうとく
ふりがな文庫
“ほうとく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
龐徳
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
龐徳
(逆引き)
彼の前をさまたげた
馬玩
(
ばがん
)
は立ちどころに殺されたし、彼に従ってきた
龐徳
(
ほうとく
)
、
馬岱
(
ばたい
)
なども、韓遂の部下を手当り次第に
誅殺
(
ちゅうさつ
)
していた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
龐徳
(
ほうとく
)
は、手足にからむ味方を踏みつぶして、ようやく
坑
(
あな
)
から這い出して、
坑口
(
あなぐち
)
から槍の雨を降らしている敵兵十人余りを一気に突き伏せ
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、その日のうちに、第二次襲撃を企てて、今度は身みずから先手に進み、
馬岱
(
ばたい
)
、
龐徳
(
ほうとく
)
をうしろに備えて、ふたたび魏の野陣を夜襲した。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
西涼の生れというから、
胡夷
(
えびす
)
の血をまじえているにちがいない。その皮膚の色や髪の毛がそれを証拠だてている。すなわち、
龐徳
(
ほうとく
)
、
字
(
あざな
)
は令明。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかもなお
龐徳
(
ほうとく
)
は、不死身のように、関羽の船を目がけて
弦鳴
(
つるな
)
りするどく、矢を射ては、生き残りの部下を励まし、また
傍
(
かたわ
)
らの
成何
(
せいか
)
へも叫んだ。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
馬上ゆたかな姿をそこに現した
龐徳
(
ほうとく
)
は、鞍の上から部下へ告げた。生きて還らぬ今度の決心と、そして魏王の大恩とを。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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