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ほうとうじ
ふりがな文庫
“ほうとうじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
放蕩児
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
放蕩児
(逆引き)
小にしては梅忠なるものが、依託金の包みを切って阿波の大尽なるものを驚かした時のように——
放蕩児
(
ほうとうじ
)
にとっては、人の珍重がるものを粗末に扱うことに、相当の興味を覚えるものらしい。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
放蕩児
(
ほうとうじ
)
が金を散じる時の
所作
(
しょさ
)
はまず大同小異である、
幇間
(
たいこもち
)
にきせる羽織が一枚か百枚の差である。
旧聞日本橋:13 お墓のすげかえ
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
こうなるからは誰ぞ
公辺
(
こうへん
)
の
知人
(
しりびと
)
を頼り
内々
(
ないない
)
事情を聞くに
如
(
し
)
くはないと
兼
(
かね
)
て
芝居町
(
しばいまち
)
なぞでは
殊
(
こと
)
の
外
(
ほか
)
懇意にした
遠山金四郎
(
とおやまきんしろう
)
という旗本の
放蕩児
(
ほうとうじ
)
が、いつか家督をついで
左衛門尉景元
(
さえもんのじょうかげもと
)
と名乗り
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ほうとうじ(放蕩児)の例文をもっと
(6作品)
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