“べっぷ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ベップ
語句割合
別府100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せめて別府べっぷ行きの紅丸でもいいから、それに乗ってあのペンキのにおいをぎ廻って見たいと思う。鼻から彼南ペナン、印度洋、マルセイユがよみがえってくるのだ。
細工は各地で多かれ少かれ見られますが、特に名を高めたのは別府べっぷの仕事であります。そこに行きますと、如何いかに様々なものが竹で作られているかを見られるでしょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
伯父のいるのは由布院ゆふいんという所で、九州の別府べっぷ温泉と同じ系統に属する辺鄙へんぴの温泉地である。
由布院行 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)