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へりくつ
ふりがな文庫
“へりくつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
屁理窟
60.9%
屁理屈
39.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屁理窟
(逆引き)
完璧
(
かんぺき
)
を望んでは、いけませんなどと
屁理窟
(
へりくつ
)
言って、ついに四升のお酒を、一滴のこさず整理することに成功したのである。
酒ぎらい
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
何に限らず正当なる権利を正当なりなぞと主張する如きは聞いた
風
(
ふう
)
な
屁理窟
(
へりくつ
)
を
楯
(
たて
)
にするようで、実に
三百代言的
(
さんびゃくだいげんてき
)
、新聞屋的、田舎議員的ではないか。
妾宅
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
へりくつ(屁理窟)の例文をもっと
(14作品)
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屁理屈
(逆引き)
戦争哲学! 他日受ける打撃を考えてるなぐられた
驢馬
(
ろば
)
どもの遊びと同じだ……。
屁理屈
(
へりくつ
)
を並べたり哲理をこねたりすることは、僕の仕事じゃありません。
ジャン・クリストフ:09 第七巻 家の中
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
あらゆる生物は誕生と同時に死に向って行進する、などという安っぽい
屁理屈
(
へりくつ
)
はごめんをこうむる。塩山家では結婚したとたんにおるいさんが采配をとった。
季節のない街
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
へりくつ(屁理屈)の例文をもっと
(9作品)
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