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ぶんかぶんせい
ふりがな文庫
“ぶんかぶんせい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
文化文政
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文化文政
(逆引き)
三馬
(
さんば
)
の作に「浮世風呂」の名があっても、それは書物の題号であるからで、それを口にする場合には
銭湯
(
せんとう
)
とか
湯屋
(
ゆうや
)
とかいうのが普通で、
元禄
(
げんろく
)
のむかしは知らず、
文化文政
(
ぶんかぶんせい
)
から明治に至るまで
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
また、
文化文政
(
ぶんかぶんせい
)
の美人の典型も
元禄
(
げんろく
)
美人に対して特にこの点を主張した。『浮世風呂』に「細くて、お
綺麗
(
きれい
)
で、意気で」という形容詞の一聯がある。「いき」の形相因は非現実的理想性である。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
『昔々物語』によれば、昔は普通の女が
縫箔
(
ぬいはく
)
の
小袖
(
こそで
)
を着るに対して、遊女が縞物を着たという。
天明
(
てんめい
)
に至って
武家
(
ぶけ
)
に縞物着用が公許されている。そうして、
文化文政
(
ぶんかぶんせい
)
の遊士通客は
縞縮緬
(
しまちりめん
)
を最も好んだ。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
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