“ふゆじたく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
冬仕度50.0%
冬支度50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
モスクヴァのわが家はもうすっかり冬仕度ふゆじたくで、暖炉も焚いてあるし、毎朝子どもたちが登校の身ごしらえをしたりお茶を飲んだりしているうちはまだ暗いので
茶の間に座って冬仕度ふゆじたく縫物ぬいものをしていると玄から電話がかかって来た。
東北ひがしきたに開けた窓の外には、細くてしかもつよかしの樹の枝が隣家の庭の方から延びて来ていて、もうそろそろ冬支度ふゆじたくをするかのような常磐樹ときわぎらしい若葉が深い色に輝いた。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
大抵はもう、冬支度ふゆじたく、マフをかゝへてつてるに
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)