“ふたこと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二言91.4%
二語8.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先生は一わたり三つの実験を眺め渡して、一言ひとこと二言ふたことちょっと示唆的しさてきな注意を与えられる。それで指導の方はもうおしまいである。
振返った途端に、右のほおげたから上下の歯をあわせて斜めに切って、左のあばらの下まで切り下げられて、二言ふたことともありません。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
二語ふたこと三語みこと物を言って見て、復た二人とも黙って歩いた。
岩石の間 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)