トップ
>
ふじなみ
ふりがな文庫
“ふじなみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
藤波
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藤波
(逆引き)
朱
(
しゅ
)
の
椅子
(
いす
)
によって、しずかな
藤波
(
ふじなみ
)
へ、目をふさいでいた
快川和尚
(
かいせんおしょう
)
は、ふと、風のたえまに流れてくる、
法螺
(
ほら
)
の
遠音
(
とおね
)
や
陣鉦
(
じんがね
)
のひびきに、ふっさりした
銀
(
ぎん
)
の
眉毛
(
まゆげ
)
をかすかにあげた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこで
主馬寮
(
しゅめりょう
)
の
藤波
(
ふじなみ
)
先生、馬術家の
山嶋
(
やましま
)
氏などのお説を聞くと、その頃の乗馬として各産地の長所を取って造ったらどうかという説、これも調べるだけ調べたあげく、この説を採ることにしました。
幕末維新懐古談:68 楠公銅像の事
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
藤波
(
ふじなみ
)
の打ち過ぎがたく見えつるはまつこそ宿のしるしなりけれ
源氏物語:15 蓬生
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
ふじなみ(藤波)の例文をもっと
(3作品)
見る
“ふじなみ”の意味
《名詞》
ふじなみ【藤波、藤浪】
ふじの花房が風に揺れて波のように揺れること
2.からふじそのものを指す
(出典:Wiktionary)