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ふうらいいぬ
ふりがな文庫
“ふうらいいぬ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
風来犬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
風来犬
(逆引き)
素
(
もと
)
より不信の
極悪人
(
ごくあくびと
)
、此儘に打ち捨て置き、
風来犬
(
ふうらいいぬ
)
にな食す可きなれど、今日は異例の情をもて、
聖
(
さんた
)
まりやに祈りを上げ
蘇生
(
よみがへ
)
らして呉れむずらむ。
南蛮寺門前
(新字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
不図
縁先
(
えんさき
)
を黒い物が通ると思うたら、
其
(
それ
)
は先月来余の家に入込んで居る
風来犬
(
ふうらいいぬ
)
であった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
味噌をすっていた
納所
(
なっしょ
)
は、
摺古木
(
すりこぎ
)
を担ぎ出しました。そのほかいろいろの
得物
(
えもの
)
を持って、このすさまじい
風来犬
(
ふうらいいぬ
)
を追い立てました。門外へ追い出そうとしてかえって、方丈へ追い込んでしまいます。
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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