“ひんぱん”の漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒンパン
語句割合
頻繁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが卒業と共にポツ/\赴任する。○高以来六年間毎日顔を合せて来た連中も今やチリ/″\バラ/\になる。送別会が頻繁ひんぱんにあった。
負けない男 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
はたまた日本人にばかり特に、かつ頻繁ひんぱんに繰り返されねばならぬ事情があったのか。それすらも現在はなお明瞭めいりょうでないのである。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
長州なまりの侍、薩摩弁の侍、柳河藩のなにがし、荘内藩の誰——と、木挽町の西洋学者の門を出入する志士風の者はかなり頻繁ひんぱんであった。
山浦清麿 (新字新仮名) / 吉川英治(著)