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ひんば
ふりがな文庫
“ひんば”の漢字の書き方と例文
語句
割合
牝馬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牝馬
(逆引き)
一は
牝馬
(
ひんば
)
春を思う際身分より出づる粘液を採り、呪を
誦
(
ず
)
しながら諸霊草と和し薬となすものだ。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
競走馬上りと見える流星栗毛のスマートな
牝馬
(
ひんば
)
に、純白の乗馬服を着た夫人は、大公妃のように
跨
(
またが
)
っている。しかし、声は新子に話す時などとは違って、小娘のようにはずんでいる。
貞操問答
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
競走馬上りだけにかんのいい
牝馬
(
ひんば
)
は、すぐ駈足になって
戞々
(
かつかつ
)
たる馬蹄の音を立てながら前川邸近い森の中に走り入ろうとしたように見えたが、
何人
(
なんぴと
)
かの悲鳴が聞えると同時に、たちまち馬が
貞操問答
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
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