“ひょうげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
剽気50.0%
飄気33.3%
剽軽16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酒など飲むと、舞をよくするし、剽気ひょうげたところがあって、おもしろい男だというので、頼朝にひき留められ、この配所に、もう半年の余も懸人かかりゅうどになっている暢気のんきな男だった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何かまた、飄気ひょうげたお遊びでもあることと思うて来たら、そんなふうもなし、おごそか、秘かに、ああして供人の揃うのを待っておいでなされる。やはり遠国へ向って、ほんとに旅立ち遊ばすのやも知れぬ。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
強情そうな小さい額を剽軽ひょうげた悦びの表情でつり上げ
小祝の一家 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)