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ひゃっぽんぐい
ふりがな文庫
“ひゃっぽんぐい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
百本杭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百本杭
(逆引き)
「何、ここで……。すぐ其処の
百本杭
(
ひゃっぽんぐい
)
あたりで、降ろして貰おう」
無宿人国記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
或朝焼けの消えかかった朝、父と彼とはいつものように
百本杭
(
ひゃっぽんぐい
)
へ散歩に行った。百本杭は大川の河岸でも特に釣り師の多い場所だった。しかしその朝は見渡した所、一人も釣り師は見えなかった。
大導寺信輔の半生:――或精神的風景画――
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
土曜といわず日曜といわず学校の帰り掛けに書物の包を抱えたまま舟へ飛乗ってしまうのでわれわれは
蔵前
(
くらまえ
)
の
水門
(
すいもん
)
、本所の
百本杭
(
ひゃっぽんぐい
)
、
代地
(
だいち
)
の料理屋の
桟橋
(
さんばし
)
、
橋場
(
はしば
)
の別荘の石垣、あるいはまた
小松島
(
こまつしま
)
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
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