“ひゃくせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
百折50.0%
百説50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百折ひゃくせつたゆまず、対毛利家と抗争をしつづけて来た彼が——追い腹でも切るかと思いのほか、案に相違した行動に出たことである。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
到底吾人味噌粕輩みそかすはいは申すに及ばず、斯道五流の大家と雖も倒退三千里で、畢竟ひっきょう百説ひゃくせつ不会ふえただ識者しきしゃの知に任せ、達者の用にまかして、はるかに三拝九拝して退くより他にみちはないのである。
謡曲黒白談 (新字新仮名) / 夢野久作(著)