“ばくし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
爆死40.0%
藐視20.0%
貉子20.0%
麦翅20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、多分あのはげしい戦禍せんかの渦の中にまきこまれて、爆死ばくししたのであろうと思われていた。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
彼蘭軒伝を無用とするものの書牘しよどくを見るに、問題は全く別所に存するやうである。書牘は皆詬訾毒罵こうしどくばの語をなしてゐる。是は此篇を藐視ばくしする消極のことではなくて、此篇を嫉視する積極の言である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
三國西晉時代にかけて北支那人は南人を貉奴ばくど又は貉子ばくしと稱して指斥した(9)。江南は一般に卑薄之域と評價されて居る(10)。秦漢魏晉五百年の間、南方にも范増出で、韓信・英布が出てゐる。
晋室の南渡と南方の開発 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)
一、 身の内の道を覚ゆる清水かな 麦翅ばくし
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)