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はんぎ
ふりがな文庫
“はんぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
板木
65.2%
版木
34.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
板木
(逆引き)
先見の明は、奇禍を以て
酬
(
むく
)
いられたり。彼は
蟄居
(
ちっきょ
)
申し附けられたり、彼の『三国通覧』『海国兵談』はその
板木
(
はんぎ
)
さえも取り上げられたり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
こんな意味のことが、少したど/\しい文章で、
板木
(
はんぎ
)
で印刷された物の本のやうな、行儀の良い克明さで書かれて居るのです。
銭形平次捕物控:203 死人の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
はんぎ(板木)の例文をもっと
(15作品)
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版木
(逆引き)
……
版木
(
はんぎ
)
だけは本でかくしても、膝の木くずはごまかせない。あなたが
御法度
(
ごはっと
)
の
大黒尊像
(
だいこくそんぞう
)
を版木で起していたことは、さっきからちゃんと見ぬいているんです。
顎十郎捕物帳:12 咸臨丸受取
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
その翌日ナルタンという寺へ参ってその寺の一番宝物であるところの
版木
(
はんぎ
)
を拝見しました。その版木はチベット
一切蔵経
(
いっさいぞうきょう
)
の版木で一切蔵経はチベットで仏部、祖師部に分れて居る。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
はんぎ(版木)の例文をもっと
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