“はねくる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
跳狂50.0%
鮁狂50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その峰ある処、件の森の中へあからさまに入ったと思うと、牛は宙に躍って跳狂はねくるうのが、一ツならず、二ツならず、咄嗟とっさかんまなこを遮って七ツ数えるとんだ。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
大鮏は三尺あまりもあるものゝ鮁狂はねくるふゆゑ魚楑なつちといふものにてかしらを一打うてば立地たちまち死す。こゝになる事は、此魚楑といふもの馬のつめをきりたるつちにあらざればせず。