“はたの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
波多野46.2%
秦野38.5%
旗野15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
細君は何時もの通り書斎にすわっている彼の前に出て、「あの波多野はたのって御婆おばあさんがとうとうって来ましたよ」
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
(はがき)昨日きのうは、朝、急に思い立ち、秦野はたのの南方に、関東地震の際の山崩れのために生じた池、「震生湖しんせいこ」というのを見物および撮影に行った。……
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
またひやりとした、旗野はたのは、禮吉れいきちふ、美術學校びじゆつがくかう出身しゆつしん蒔繪師まきゑしである。
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)